マケスピというのはネット証券の楽天証券が提供している、トレードツール“マーケットスピード(Market Speed)”を省略したもの。ちなみにGoogle検索などでは「マケスピ」と検索すると、普通にマーケットスピードで検索したものと同じ結果が返される。
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ノルマ証券
野村證券のこと。営業マンに対するノルマの締め付けが強かったことに由来し、同社社名からノムラから、ノルマと揶揄されたことに由来する。
野菜証券
主幹事証券の誠意
主幹事証券の誠意とは、公募株やIPOなどで幹事証券が行う買い支え、売り場を提供することを指す。本当にそのような買い支えがおこなれるかどうかは定かではない。
ただ、IPOにおいては多くのケースで「オーバーアロットメント」が設定されている。オーバーアロットメントというのは、募集や売り出しにおいて需要が大きい場合に、当初の数量を超えて、募集売出しを行うことである。
たとえば、100万株の募集+15万株のOA(オーバーアロットメント)がある場合、実際に115万株が投資家に販売されることになる(OAは最大15%)。
この追加分(15万株分)は引き受けた幹事証券会社が返却する必要がある。公募価格よりも低い価格でIPO後の株が推移しそうなときは「発行価格以下」で市場で買付をすれば、その分は証券会社の利益になる。
公募価格以下であれば、結局のところ幹事証券会社は損をしない。つまり、この「オーバーアロットメント分の市場での買付=主幹事証券の誠意」と言えなくもない。
ちなみに、公募価格以上になった場合、証券会社はグリーンイシューオプション(非五受け価額と同一条件で追加的に株を取得できる権利)が付与されており、それを行使するので損はしない。
はめ込み
はめ込み(はめこみ)とは、投資スラングで、証券営業などが、自社が幹事を引き受けた株や債券、投資信託などの売れ残りがでないように、顧客投資家に売りさばくこと、買わせることを指す。顧客ニーズではなく、自社都合による販売手法、営業方法を「はめ込み営業」などとも呼ぶ。