ロンガーとは、ロングポジションを持っている者、つまり買っている者という意味になる。longはそもそも「買い」という意味がある。対義語はショーター。
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テンバガー(10倍株)
テンバガーとは、相場用語で株価が10倍になるような株(銘柄)のことを指す。いわゆる大化け株のこと。今後急激に伸びそうな会社を期待してテンバガーと呼ばれる。
ちなみに、テンバガーという言葉が使われ出したのはスマートフォンアプリゲーム「パズル&ドラゴン」で急成長し株価が急上昇したガンホーの株価上昇局面あたりで使われ出した。
ノルマ証券
野村證券のこと。営業マンに対するノルマの締め付けが強かったことに由来し、同社社名からノムラから、ノルマと揶揄されたことに由来する。
野菜証券
火柱
火柱とは、株用語で株価が急激に上昇することを指す。火柱が上がるといったように表現する。その上でその上昇となる理由づけのことを「燃料」ということがある。これまでのチャートを見ていると急激に上昇して縦方向にチャートが伸びるのでこのように呼ばれる。勃起上げと言われることもある。
瞬間移動
瞬間移動とは、株用語だと株価が一気に別の地点にまで移動することを指す。一般的には材料によって特別気配となりそのままストップ高(あるいはストップ安)貼り付きとなり株価水準がワープしたように動くことを指す。
電子クズ
電子クズとは、価値が無くなった電子化された有価証券のことを意味する。倒産株のこと。たとえば、上場企業が倒産した場合、投資家の元には株券という券面が戻ってきた。こうした破綻企業の株券は収集的な意味を除けば価値なしなので、紙くずと言われいる。
ただし、2009年1月からは上場企業の株券はすべて「電子化」されており証券保管振替機構(ほふり)によってデータで管理される形となっている。
参考:株券の電子化について
そのため、投資した会社が倒産してしまった場合には紙クズである株券すら戻らず、投資していた株券(データ)は無意味なデータとして消去される。そのため、株券の電子化以降の倒産株を「電子クズ」と呼ぶ。
主幹事証券の誠意
主幹事証券の誠意とは、公募株やIPOなどで幹事証券が行う買い支え、売り場を提供することを指す。本当にそのような買い支えがおこなれるかどうかは定かではない。
ただ、IPOにおいては多くのケースで「オーバーアロットメント」が設定されている。オーバーアロットメントというのは、募集や売り出しにおいて需要が大きい場合に、当初の数量を超えて、募集売出しを行うことである。
たとえば、100万株の募集+15万株のOA(オーバーアロットメント)がある場合、実際に115万株が投資家に販売されることになる(OAは最大15%)。
この追加分(15万株分)は引き受けた幹事証券会社が返却する必要がある。公募価格よりも低い価格でIPO後の株が推移しそうなときは「発行価格以下」で市場で買付をすれば、その分は証券会社の利益になる。
公募価格以下であれば、結局のところ幹事証券会社は損をしない。つまり、この「オーバーアロットメント分の市場での買付=主幹事証券の誠意」と言えなくもない。
ちなみに、公募価格以上になった場合、証券会社はグリーンイシューオプション(非五受け価額と同一条件で追加的に株を取得できる権利)が付与されており、それを行使するので損はしない。
イナゴトレーダー
イナゴトレーダー(イナゴ投資家)とは、情報が出た時などに飛びつく投資家のことを揶揄するスラングのこと。ちょっとしたきっかけや情報がでた材料株に一気に飛びつき、そして離れていくという行動からイナゴと呼ばれる。
匿名掲示板で生まれた言葉では、ラジオや日経新聞などにも「イナゴ投資家」とかかれるほど知名度が上がった。
株券印刷業(株券印刷会社)
株券印刷業(株券印刷会社)とは、増資を行い株主から資本を集めその資本で会社を回し、また不足したら増資を実施してお金を集めるといったような上場企業を指すスラング。本当に株券の印刷を行う事業を指すわけではない。